ネットショップ開業・リニューアル支援NET SHOP

今からネットショップを開業するなら知っておきたいユーザーの購買行動における変化

購買行動とは、消費者が商品やサービスを購入するまでの心理面・行動面の変化のことを指します。近年、新型コロナウイルスの影響も拍車をかけ、ユーザーの購買行動は大きく変化しました。
私たちはこのことを「顧客の流儀の変化」と呼んでいます。この「顧客の流儀の変化」は以下の2つです。

＜顧客の流儀の変化1＞ 買い物は全国どこでも。購入先の範囲拡大

世の中にネットショップが登場してから約20数年。スマホの普及を追い風に、商品をいつでもどこでも、時間や場所を選ばず購入できるようになりました。
今や「地元以外の買い物ができる特別な場所」から「隙間時間でも買い物ができる日常の場所」になりました。

地元の町で買い物をするのと同じ感覚、つまり「今週は地元の和菓子を、来週はネットであの名店の和菓子を買おう」というふうに、お客様の購買意識が変化し、日本全国のお店が購入先候補となっているのです。

裏を返せば、「日本全国または全世界に販売範囲を拡大できる」ということでもあります。

＜顧客の流儀の変化2＞ 購入の決め手は「物」より「人」

これまで、ネットショップの多くは『こだわり、美味しさ、品質、地方特産品』などが購入理由の中心に置かれていました。

最近では、これらの理由に加え、

「お店に行った時の対応の良さが忘れられない」
「店主が好き」
「お店の考え方・価値観に共感した」
「経営姿勢が素晴らしい」

など、人柄や組織文化が購入理由の決め手となることが、当社のユーザーインタビューから浮き彫りになってきました。

この傾向は、東日本大震災があった2011年頃から少しずつ現れ、このコロナ禍で一気に多数派になったと感じています。

商品の素晴らしさと合わせて、がんばって商品を作っている人たちに関心が向いているのです。リアル店舗で購入した心地よい体験の記憶は、その最たるものです。

飛騨高山で成果をあげているお客様の共通点

「ショッピングカートを設置さえすれば売れる」それは幻想にすぎません。
飛騨高山のような観光地では、まずリアル店舗で購入してファンになり、その後ネット通販でリピーターになってくれるというのが王道です。

コロナ以前、実店舗で購入した心地よい体験は、今でもお客様の心の中にあるはずです。
その体験を思い出して購入してもらえるようなネットショップ。このようなサイトを作ることが成果の上がるネットショップへの最大の近道なのです。

私たちがお手伝いしたネットショップで成功しているお客様には共通点があります。
それは当たり前のことを真摯にやり続けていること。

このように成果をあげているお客様がどんなことをやっているのか、またどんなことはやらないのか、実例を交えてお話しできることも「サラニならでは」の強みです。