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武田 晃彦

  • 株式会社サラニ 代表取締役社長
  • 武田 晃彦
  • Akihiko Takeda

社長メッセージ

株式会社サラニは創業以来、ホームページ制作を核とした事業を行ってまいりました。

しかし今、われわれの事業はサラニの強みとお客様の強みを合わせることで、飛騨の市場と地域に変化を生み出すことが使命だと強く感じております。

サラニの強みとは、経営者の企業理念、事業戦略を見直しコンテンツ化しホームページなどにアウトプットすることです。単なる制作会社ではなく、事業コンサルティングを核として理念やミッション、戦略策定からコンテンツ企画、デザイン、ホームページ制作、運用まで一括して行うこと、

その結果、飛騨の企業が自ら社会に貢献できる事業を生み出し、全国や世界から必要とされる企業となること、そして飛騨地域が観光だけに頼らない事業の“アウトバウンド都市”となることがサラニのミッションと考えています。

創業15年目の感謝

株式会社サラニのスタッフと飛騨の里にて

株式会社サラニのスタッフと飛騨の里にて

私は高山出身ですが、18〜42歳まで名古屋に住んでいました。名古屋で音楽、DTP、Web制作業務に関わった約20年のキャリアを、飛騨高山に役立てることはできないかと考えて平成19年に高山に戻り、「株式会社サラニ」を設立しました。

高山出身とはいえ、24年間も名古屋にいましたから飛騨では全くの無名でした。設立当時、経営者が集まる重要な会合には地域のキーパーソンとなる方を探しすすんで隣に座り、自らの理念を根気よく伝え続けたこと、また、会社を1件1件ローラー営業するなどPRに努力したことは、今では懐かしい思い出です。

このような設立初期を経て、少しずつお客様を増やし、名古屋で鍛えた企画力、デザインやHTMLコーディングの品質を発揮できるようになってきました。こうして、われわれの企業理念をご理解いただきサラニを選んでくださったお客様のおかげで創業15年目を迎えられたことに深く感謝しております。

デザイン中心のホームページは終焉へ

飛騨地域での実績が増え、多くの経営者との出会いが増えるたびに、サラニに求められる仕事がデザインやHTML制作だけではなくなってきたと感じております。

インターネットがこの世に出現して約25年、めまぐるしい時代の変遷とともに単なる企業案内や商品パンフレット的な内容をデザイン処理しただけのホームページは、もはや受け入れなくなってきました。

今、必要とされるのは、自社の強みと社会の変化と機会を生かした社会に貢献する事業戦略を策定し、それをコンテンツにしっかりと落とし込んだ「選ばれる会社」になるためのホームページなのです。

経営者と創る「選ばれる会社」になるためのホームページ

経営者向けホームページ戦略勉強会

経営者向けホームページ戦略勉強会

お客様が多くの企業の中から「選ばれる会社」になるためには、経営者の理念と価値観がすべてだと感じています。

その上で、経営者自ら外へ出て、社会の変化、機会を知覚し、自社、市場、顧客、競合等の分析から導いた戦略、戦術等をホームページ等で発信するのは経営者しかできない仕事です。

「選ばれる会社」になるホームページを構築するためには、経営者の方と一緒に創ることが必須と考えています。そのためにはコンサルティング業務は欠かせない仕事です。

サラニのホームページ制作はコンサルティングから始まる理由がここにあります。

新しい競争のルールの中で「選ばれる会社」になる

飛騨は50年の観光の歴史があり、インバウンドによる観光の活性化も成熟期を迎えています。また昨今では地方活性化の名のもとに、他の地域からの資本参入も増加しています。しかし、こうした成熟期の後には必ず衰退期が訪れるというのも世の常です。

飛騨の新しい成長のために、自らの力で活性化するためには、今まで飛騨で通用した製品開発から始まるマーケティング1.0的(製品志向)な考え方を捨てなければいけないと思っています。つまり、飛騨が成長した「つくれば売れた」時代を廃棄することです。

なぜ、マーケティング1.0が通用したのでしょうか。それは現代のように情報量が多くなかったことも関係があると思います。現代は情報が溢れどんどん捨てられていく時代。生活者は、インターネットを介して、膨大な情報量を調べ比較し、社会にとって生活者にとって本当に価値のあるものを見つけていく時代になりました。

飛騨の未来を担う若手経営者と古い町並みにて

飛騨の未来を担う若手経営者と古い町並みにて

つまり、競争のルールが変わったのです。飛騨の企業も例外ではありません。

観光以外の新しい成長は、飛騨であることの強みに頼るのではなく、飛騨という地域ブランドを差し引いても、堂々と成果の出る市場を見つけ出し「選ばれる会社」になることが必要です。

飛騨の枠にとらわれない事業戦略を考えること、そのために企業規模の大小は関係ありません。経営者の価値観がすべてです。この価値観を一緒に創ること、それが「選ばれる会社」として情報をアウトプットする第一歩です。

飛騨の企業や地域が自らの力で活性化し、来るべき衰退期を機会に変え、未来の飛騨を担う子供たちのために、サラニが今すべきことは何か。選ばれる会社がどんどん増えること、これが、われわれのミッション「飛騨の未来を創る」ことなのです。

飛騨の未来を創る企業に

私はサラニが飛騨の市場や地域に変化を生み出す会社となるために、2つのことを大切にしております。

飛騨高山への感謝

ひとつは飛騨高山への感謝です。

私は3歳の時に両親の離婚によって高山に移り住みました。当時、母子家庭は今と違いかなりのマイノリティでした。幸いなことに母親の実家の事業が飛騨の観光化とともに発展し、私たち家族は幸せに暮らすことができました。もし、「飛騨が観光都市として発展しなければ…」私たち家族はどうなっていたか想像ができません。

高山への感謝、母子家庭だったこと、このことは、年齢を重ねるたびに私の価値観に大きな影響を及ぼし、いつしか、「飛騨の発展に貢献したい」という決意に変わっていきました。今はこの想いが私の大きな原動力になっています。

ドラッカーマネジメントの実践

2つめは尊敬してやまないピーター・ドラッカー教授のマネジメントの実践です。

ドラッカー教授は「企業の目的は顧客の創造である」とそのマネジメントの中で唱っています。

ドラッカーマネジメントの根幹は、あらゆる組織(企業を含めた)は社会の機関として、社会やコミュニティ、個人のニーズを満たすために存在しなければならないこと。またそのミッションを達成し成果を出すために、企業そして経営者が存在するということにあります。

これはまさに私の価値観でもあります。
この私の価値観から導き出されたサラニのミッションは、われわれの持つ強みとお客様の強みを合わせて飛騨に変化をもたらすこと。すなわち“飛騨の未来を創ること”です。

自らの知識とキャリアのすべてを飛騨のために

飛騨のために自らが持つ知識とキャリアのすべてを生かし、“飛騨の未来を創る”企業となるために、これからもたゆまぬ努力を続けてまいります。

そして、10年、20年後、飛騨が今より更にさらに変化し活性化し、その土台作りにリーダーシップを発揮したのはサラニであることを、お客様や地域の皆様にずっと憶えていていただきたい。そのような会社になるために、株式会社サラニは、これからも精進していきたと思います。

代表取締役 武田 晃彦

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